2000年3月 3日

ソーラーシステム「そよ風」

我が家に草原の爽快感、陽だまりのぬくもりを

太陽熱や夜間の放射冷却を利用し、屋外の空気を暖めたり冷やしたりして室内に導入する≪そよ風≫は、環境に負荷を与えず、ひとにやさしい温熱環境を生み出す装置です。
朝夕の温度差を少なくし、冬は暖かく、夏は涼しくします。年間を通じて穏やかな温熱環境をつくるシステムです。


太陽熱で暖房
太陽熱で空気を温め、床下に送るので、暖房エネルギー代はいっさいかかりません。
(送風ファンには電気を使います。)

夜も陽だまりの暖かさ
日中に取入れした熱は、床下のコンクリートに蓄熱されて、夜に少しずつ放熱しますので夜も暖かさが続きます。

家の隅々まで暖かい
床下を通じて、通常暖房を入れづらい北側の台所、脱衣所、トイレに空気を廻すことができますので、家じゅう隅々まで暖かです。

大きな吹抜けでも底冷えしない
吹抜けは、室内の上下の温度差が生じて底冷えしますが、≪そよ風≫は床下に暖かい空気が送り込まれますので底冷えしません。

朝に高原の涼しさ
夏の夜間は放射冷却現象によって冷やされた空気を室内に取入れることができますので、朝には高原の涼しさを感じられます。

小屋裏も暑くない
≪そよ風≫は夏の日中の暑い空気を遮断された屋根の上で排気しますので、日中小屋裏が暑くなりません。

気持ちのよい空気感
外の空気を取り入れて暖めるので、室内の空気は常にきれいです。



自然素材の家

自然素材を使ってつくった家は、ほかにひとつとない風合いを持ち、からだで感じることのできる「心地よさ・気持ちよさ」があります。
経年するごとに味わいを増していき、愛着がわいてくるのも魅力のひとつです。
また、いつか廃棄するときがきても自然に還すことのできる素材は、地球への負荷軽減につながります。




 【くんえん木材】

匠家では、昔ながらの燻煙(くんえん)で乾燥させた木材を使用しています。

くんえん乾燥とは、80℃位の環境下で約10日間、煙でゆっくり、じっくり丁寧に燻し上げる方法です。 低温なので木の繊維を壊すことがありません。
木の持つ調湿作用をそのままに、反りや割れの原因となる水分をしっかり取り除きます。
またアトピーや喘息の原因となる有害な化学物質を使わずに、煙に含まれる成分により腐りにくく、害虫を寄せにくいという優れた効果を発揮します。
古い民家で梁や屋根裏が囲炉裏のススで真っ黒になり、虫にも食われず腐りや曲がりも起こらず何百年も長持ちする秘密が「燻煙乾燥」といってもよいのです。

無公害で、安心、安全な燻煙(くんえん)乾燥木材で家を建てています。

【サーモウール】

羊の毛でできた、ふわふわの断熱材。隙間なくセーターのように家をすっぽり包みます。

従来の断熱材にはない湿度調整に優れており、室内を快適湿度に保ちます。表面が濡れることなく壁内結露を防ぐので、ダニ・カビの発生を抑え住む人の健康を守ります。湿度の高い山梨の気候にぴったりの調湿能力に優れた断熱材です。

また、新建材や合板・接着剤などから発散されるVOC(揮発性有機化合物)全般を吸着します。さらに、一度吸着した汚染物質は高温で熱しても、燃やしても二度と放出されることはありません。
羊毛は枯渇とは無縁の再生し続ける資源です。素手で触っても、こどもがくるまっても大丈夫。

【珪藻(けいそう)土】

植物性プランクトン(珪藻)が、長年にわたり海底や湖底に堆積して化石化した自然素材です。

珪藻土の天井・壁材は、部屋の湿度を調整する「調湿」の機能を持っています。この調湿機能が、湿気による結露を防止し、住まいを長持ちさせます。
断熱・保湿効果で、夏は涼しく、冬は暖かい。 無数の気孔が空気の層となり、外気温に影響されにくい室内環境が得られます。

水を入れかくはんすることで簡単に塗れ、お施主様ご自身、ご家族みなさまでかべ塗りをすることが可能です。

日本の木をつかう


人にやさしい環境をつくる「木」は、日本の風土に合った住文化です。 昔から受け継がれてきた木の文化は、わたしたちの暮らしに適した自然からの贈り物です。木の家は快適に過ごせるやすらぎの空間を与えてくれます。

匠家では、日本のどこの山で育ち、どのような工程を経て材料となるのか、トレサービリティがはっきりとわかる木材を使います。

家族を包む家の材料が、安全なものであることを明らかにしています。
また、薬剤処理をせず防腐、防虫に効果を発揮する「くんえん乾燥」を行っています。


 くんえん木材のページ


匠家は「日本の山がもっと元気になるように」と願いを込めて国産材で家づくりをしています。

日本の森バイオマスネットワーク

匠家は「日本の森バイオマスネットワーク」の山梨支部を務めています。

森と暮らそう、森を再生しよう。  (日本の森バイオマスネットワークホームページより)


森林は日本の国土の約7割を占めており、世界的に見ても有数の森林保有国です。
そしてほんの数十年前まで私たちの暮らしと森林は切っても切れない関係にありました。木の家に住み、日々の生活にも薪や炭が欠かせませんでした。

ところが木造住宅が減り、石油やガスの使用が増えるに従って国産材や薪炭は次第に使われなくなり森は荒れていきました。
しかし近年、森林の持つ二酸化炭素の吸収機能や治山・防災機能のほか、再生可能なエネルギー源としてその価値が見直されています。

自然との共生が求められる現代社会に、もう一度森と暮らすライフスタイルを広めて荒廃した森林を再生したい。
NPO法人日本の森バイオマスネットワークはそんな思いを持った全国の仲間のネットワークです。

このネットワークがもっともっと広がるよう、匠家も活動に積極的に参加しています。




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